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Anna人事労務サポートのホームページをご覧いただきありがとうございます。

当事務所では、中小企業の事業承継の中の“社員”に関わる人事・労務面の整備に関するサポートを行っております。

人事・労務面の整備を日頃から行うことで、将来の事業承継時、又はM&Aのときに、会社の価値を落とすことなく手続きを進められる、というメリットがあります。

社長が事業承継(以下、「承継」と言います)を考え始めたとき、一番困るのは「何から始めればいいのか?」ということではないでしょうか。そして、次に誰に承継するのか、会社の株などの相続や税金の問題などなど、課題は山ほどあります。

その課題の中でも大切なのは社員の処遇のことです。これまで社長と一緒に会社の成長を助けてくれた社員が、承継後も今と変わらない(できれば今より良い)処遇を受けられるように対策しておくことは、社長として最後にできる社員への最大のプレゼントです。

承継後の社員の処遇を良くするための対策とは、具体的には人事・労務面の制度整備、手続き等を適切に行うことですが、これらは承継をしようと思い立ってから始めても間に合いません。

承継はどの会社でもいずれ必ず行うものです。そして、最近では、社長のお子さんや社員、関係者への承継だけではなく、全く未知の第三者にM&Aすることも増えています。そうなったときに、人事・労務面の整備ができていなければ、譲渡額が下がってしまうこともあります。事業承継はまだ先の話、だとしても、人事・労務面の制度整備は今から対策しましょう。

人事・労務面の制度整備とは?

社員の労働条件が労働基準法をはじめとする労働関係法令に沿ったものとなるようにすることです。代表的なものは以下ですが、これら以外にも沢山の項目があり、網羅的に整備しておくことが必要です。

・就業規則を作る

・適正な労働契約書を社員と交わす

・適正な給料計算を行い、未払残業代が発生しないようにする

・社会保険、雇用保険などの手続きを正しく行う

具体的な業務内容

就業規則作成

労働関係諸法令の改正は頻繁に行われますので、随時法令に合わせた就業規則を作り、運用することが大切です。

また、就業規則は、会社と社員の信頼関係を維持するためのツールでもあります。

労働時間管理、給料の支払いや計算の方法、そして日常働くうえでのルールなど、会社と社員がそれぞれ守ることを明確にして運用していくことで、お互いが安心して働けますし、事業承継時も基本はそのルールを承継すればよいので手続きをスムーズに進められます。

詳しい就業規則作成の内容についてはこちらをご覧ください。

社会保険、雇用保険などの手続きほか

社員の採用・入社から退職までには様々なライフイベントが発生します。これらに関係する各種保険の手続きを行います。

単に手続きをするだけではありません。

例えばこれから入社する社員に対しては、内定通知書、各種保険の手続きの説明、労働契約書の交付をきちんと行うことで、「きちんとした会社だな」という、安心感と会社への信頼が生まれるようにサポートを行います。

給料計算

給料計算ほど、担当者の責任と精神的負担が重く、細かい作業に時間を取られる業務はありません。勤怠集計から支給額の計算までの全てをお任せいただくコースでしたら、給料計算担当者の負担を相当軽くすることができます。

詳しい給料計算サポートについてはこちらをご覧ください。

※ご希望の場合は、現在の給料計算に未払残業代リスクがないかを判定するシミュレーションも行っております。

人事・労務面を整備して “この会社で働けて良かった”と言われる会社に変わりませんか?

10年以上、中小企業とお付き合いさせていただいていつも感じているのは、どの経営者も、社員も一生懸命、真剣に働いている、ということです。

社員の将来を考え、社員が気持ちよく働ける環境を作ろうと一生懸命取り組んでいる経営者の姿を社員は見ています。そしてその思いに応えようと働いてくれます。

このような経営者と社員の気持ちが通じ合っている会社の特徴は、社員の定着率が良いことです。

若い世代から定年後再雇用された社員までが働いています。ベテランの優秀な社員がいて、後輩は様々なことを学べるいい関係ができている。このような社員構成ができているのは、この会社が居心地がいい安心できる転職することにメリットを感じない、と考える社員が多いからではないかと思います。

今、良い社員が採用できない採用してもすぐに辞めてしまう、などでお悩みでも経営者の気持ち次第で変えることができます。次のような取り組みで“この会社で働けて良かった”と社員やその家族から言われる会社を作りませんか?

どうすれば“この会社で働けて良かった”と言われるのか?

あたりまえのことをするだけなのですが、これが簡単なようで難しいです。でも、良い会社にするためにはとても大切なことです。

・働く上でのルール、労働条件を明確に決めて社員に周知する➡就業規則を作る

・勤怠管理をきちんと行い、働いた時間に見合う給料(残業代)を支払う➡正しい給料計算

・社員と向き合う➡経営者と社員は他人同士。定期的に時間をとって面と向かって話をすることがとても大切です

・社員が成長を実感できる教育制度➡難しい制度を作る必要はありません。優秀なベテラン社員の仕事の仕方をマニュアル化するなどで十分です

・高い給料を払う➡社員を成長させることで会社に利益をもたらす仕事をしてくれるようになります。その能力に報いるということです(社員のモチベーションも上がり、更にいい仕事をしてくれます)

最終的に成長する会社になれる

社員から“この会社で働けて良かった”と言われる会社になるということは、人事・労務管理が整備され、会社の業績も安定していて、社員が安心して働くことができる、ということです。これが良い社員の採用、定着率の良さにつながり、最終的に会社の成長につながります。

うちの会社も変わりたい! と思われたら、いつでもご相談ください。

当事務所の経営理念はこちらからご覧ください。

Anna人事労務サポート経営理念